2005年4月25日月曜日

レースかくあるべし-F1サンマリノGP

今しがたサンマリノGPが終了した。



F1で近年見ることのなかったレースらしいレースで、ラストまで緊張感が持続した素晴らしいバトルだった。もしこれから地上波で見ようかどうか迷っていたら、最後まで見ることをお薦めしたい。



<以下続きに結果が書いてあるので、見たくないヒトは見ないように・・・>



レース中盤から、M.シューマッハ-が俄然乗れてきて、本来のシューマッハーらしい、コーナーエントリーでイッパツで向きを変えて、揺り返しを拒むように幾分内側から一機に加速するスタイルでベストタイムを記録しながら、とうとうトップのA.アロンソのテールに接近。


ラップタイムで劣るアロンソは、ミラー越しにプレッシャーを与えるシューマッハーをブロックラインで押さえつつ、前方のバックマーカーとの距離を保ち、シューマッハーに差すチャンスを与えない。このような緊張感溢れる攻防はフィニッシュまで10ラップ余り続き、その間の2度目のピットストップを挟んでも順位は変わらなかった、結局レースを制したのは、アロンソ。ノーミスでシューマッハーのプレッシャーを10ラップ以上にわたって押さえ込んだことは、今後彼にとって大きな自信となるだろう。佐藤琢磨は5位フィニッシュ。


それにしても、ラップ2秒も遅いアロンソをどうにも抜けないというのは、ひとえにシケインだらけの現在のコースレイアウトによるところが大きい。中高速コーナーでラインをクロスさせながら、次のコーナーへのブレーキングで差し合うようなレースこそ本当は見たい。


後半入りかけのラスト16ラップで、M.シューマッハーがアルタシケインの飛び込みのブレーキングで一気にJ.バトンを抜き去る本気走りを見せてくれたが、このような攻防は中高速コーナーで起こりやすいのだ。


誤解をおそれずに言えば、コーナリングスピードを抑制するためにシケインを安易に増設する現在のFIAコース認定基準は、ドライバーの命と引き換えであったとしてもやはりこのスポーツの魅力を幾分か損なっているはずである。


0 件のコメント:

コメントを投稿