2005年5月3日火曜日

新生・富士スピードウェイの"why"

トヨタ傘下の富士スピードウェイの島田社長に、同社が何を目指すかをインタビュー



同地でのF1開催は「日本からの発信」が必要とのことだが、「折り鶴」=フジヤマゲイシャ?など具体的に何を意味するかは不明。


また、自動車文化は「人」「車」「道路」の3要素から成るとし、サーキットは「道路」の一種なので「きょうは富士スピードウェイにでも行ってみようか」と気軽にドライブに来て、例えば安全運転施設などの車を使った楽しみ方をを通じて人と車が進化できるようになればいいとのこと。つまり意図するところは体験型自動車テーマパークか?(台場MegaWebの時にも聞いたが・・)


さらには「ビンテージカーミュージアムも長期的には検討」していて、「可動コンディションにして、時にはサーキットを走らせる」。


そして、サーキットビジネスの要変革点は、「日本のモータースポーツ界のシステムは、サーキットがもうからない」だが「僕らだけで変えられるわけでもない」とのこと。


これらのコメントからわかるのは(揚げ足をとるつもりはない)、"what"や"how"はあっても、"why"が非常に薄弱だということ。


本当に自動車文化を尊重するなら、利益1兆円もあってGMを救うためなら米国内価格を上げるくらいの懐の大きさがあるのだから、


1)交通安全教育はタダにして、交通事故撲滅を実現したい(他メーカー所有含め)


2)ヴィンテージカーは十分国内にあるのでそれを借り受けて展示場所だけ提供することで、国内外の価格高騰には荷担しない(某プライベートバンキングの件もあるのだし)。それが愛好家に対する大企業の取りうるスタンスである。


3)文化というものはビジネスではない。サーキット収益はモータースポーツ以外の事業で補填し、モータースポーツにおけるサーキット利用費用は極小化したい。


・・・・ぐらいのことはハッキリ言ってもらいたい。


そうでなければ、「トヨタのブランドアップのために、サーキットのプレゼンスを上げるのが私のミッション。カネならいくらでもあるから、まあ見ててください」と正直に言うべきだ。表だけとりつくろっても、"why"が薄弱だとすればこのように支離滅裂な話が繰り返されるだけだろうから。


1 件のコメント:

  1. まったく同感。
    でも、これがトヨタの現実なんでしょうね。

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