2005年8月1日月曜日

忙しさのはけ口は散財に向かう(2)

DSC00319



スペイン製のセミオーダーシャツが届いた。ここのシステムは、店頭で採寸の後に、生地や襟の形、その他細々としたフィニッシュを指定すると、そのデータがマドリッドに飛び、3週間後には現物が東京に送られてくるという仕組みだ。もともと旧Andersenにいたビジネスコンサルタントが、スペインの老舗シャツ屋を買収してこのビジネスをはじめたのだと、伊藤忠を退職してこの店を始めた店主から聞いた。



このオーダーシステムが便利で興味を覚えたこと、比較的リーズナブルな価格、他店にあまりない(ヨーロッパにはよくあるんだけど)茶系のストライプなどの生地や、ベーシックだけどカッコいいワイドスプレッドがあるので、結構気に入ってここのシャツを選んできた。きっちりとした正確な造りも、シャツを消耗品と考える僕にはちょうどいい。



本当は「吊るし」のシャツで構わないのにこんなことをしているのは、そもそも巷のセレクトショップの品揃えに不満があるからだ。彼らが売るものは、海外に「別注」を掛けた、来年には着れない=店としては、来年別のものを買ってもらえるような形・柄のもの。そして僕の嫌いな胸ポケット付のものだ。今年買ったとわかるものを持たない主義の僕は、作ってもらうしかないだけだ。


まあ、Luigi Borelliのようなシャツを2万円も出して新入社員が買うのは日本ぐらいで、本国ではごく限られた階層のヒトたちしか着ない。僕がそういうものに「着られず」に着ることができるようになるには、あと10年はかかるんだろう。だから当面は、このArtesanos Camiserosを着続けることになると思う。


0 件のコメント:

コメントを投稿