2005年8月7日日曜日

手ざわり感のあるメディア、ということ

夏休みも今日を入れてあと2日。会社のメールをうっかりチェックすると、判断材料や文脈なくレスを求める案件がいくつか・・。こんなときに強く思うのは、メール/webベースのやりとりに、手触り感がないということ。



DSC00345 いきなり仕事から離れるけれども、最近入手した「If We Had WINGS」という本は、手触り感という点でショックを受けたものなので、ここで紹介しておきたい。この本は、1967年の夏に17歳の兄とともに14歳でアメリカ大陸横断飛行の最年少記録を作ったアメリカのジャーナリストがかいたもので、航空パイオニアの偉業を見開き1ページで紹介している。そして、一番特徴があるのは、紹介されているヒトたちにゆかりのあるmemorabiliaのミニチュア複製が、別体で各ページに添えられていることだ。





DSC00343DSC00341DSC00342具体的に例を挙げると、(左)ライト兄弟の兄がラングレー博士に出した手紙(薄汚れた封筒つき)、(中)女性飛行家のIDと訓練時のスナップショット(パラフィン紙の封筒入り)、(右)民間大西洋横断飛行がはじまったころのチラシや荷物に貼るステッカー、が茶封筒とともにそれぞれ添えられている。これらのmemolabiliaにより、これらを当時手にしたヒトの気持ちを想像したり、あるいは彼らと握手したような想いを抱くことができる。



いくつか材料とアイディアがあるので、このようなやりかたでだれか一緒に本つくりません?



もうひとつ手触り感つながりで、先日パーティーで会ったsugiさんを通じて知った「和紙」に非常に心を惹かれている。「和紙」の素材的な魅力もさることながら、目の前でちぎって1枚渡してくれた名刺が嬉しかった。手でちぎったことでできる周縁部の柔らかい毛羽立ち、そうやって渡してくれるnon-verbalな「手渡し」感。後日和紙のハガキでお手紙もいただいたが、思えばこんなに実体のあるコミュニケーションは久しぶりだ。



以上、紙メディアは、手触り感が最大の強みになってゆくという思いを強くした2件でした。



4 件のコメント:

  1. ジェイ☆奥村2005年8月8日 7:37

    うん、暖かみか〜
    某さん(BOWさん)が、
    自分のポストカードに、
    その場で名前と連絡先を書くんですけど、
    それも、いつも素敵な行為だなー
    と思って見ています。

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  2. ��ジェイさん
    bowさんが陣中見舞いに差し入れてくれたミスタードーナツの箱に、ささっとイラストを描いてくれたので、もう捨てられない!とかつて某Jinさんが言っていました。そうやって気持ちをつたえる方法や心のゆとりをもってるのって、いいよね。

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  3. 使い方も解らないまま、読んでいたら
    portagoさんが、私のちぎって名刺をご紹介いただいて?
    びっくりしてます。
    手作り、ぬくもりのコミュニケーションが今後大切だと・・・
    そこに和紙が使えないかと模索しているこのごろです。
    いや~驚きました。

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  4. サイチャン2005年8月8日 22:21

    ��C・・携帯・・・便利だよな~。世の中フラットになった感はあるが、縦の関係が無くなりすぎている感じているのは僕だけ?先輩の経験(後輩もだな?)素敵でした。自由に何をやっても良いと言われると余り出来なくて(やる事が見つからない)ある程度の制限や押さえつけがある方がやりたい事ややりたくない事が分かったりして面白い。
    和紙の名刺の話は、真似たら面白くくも無く皆がやっても面白くない。その方が割と自然と言うかポリシーを持ってスッとやるからシズルを感じられて素敵なんだろうな?僕なんか、次に会いそうにも無い人には(会いたくない人を含む)名刺は渡さない。また名刺を誰彼とも無く渡す必要も無いから・・「あ~、宜しく!」と顔で名刺以上の表現を試みたりもする。
    最近横浜でクルージング体験してますが、20日もやるので来てね(学校か~)。波と風や揺れもなんか良いものがあるよ。今週は巣潜りに行ってきます。サザエは獲れるかな~(^^)V

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