2005年8月22日月曜日

【提案】Laguna Secaのように、サーキットはNPOで運営すべし

ちょうどこの週末は、カリフォルニア州モントレーにあるラグナセカというサーキットを中心とするエリアで、旧いクルマのイベントMonterey Historics、Concorso Italianoなどが行われた。
ラグナセカで思い出したのだが、このサーキットはNPOにより運営されており、収益を地元にチャリティとして還元することで、コミュニティとの共存を図っている。以前にトヨタのフジスピードウェイの運営を批判したことがあったが、まさにこれが対案になると思う。そして何より、反社会的なサーキットという施設に、社会的意義をもたせられるということ自体が、とても素晴らしいことではないだろうか。



このラグナセカは、SCRAMP(Sports Car Racing Association of the Monterey Peninsula)という非営利組織が元々US Armyの施設があった現在の土地を借り受けて、サーキットを建設・運営する形をとっている。SCRAMPは非営利組織ゆえに、収益の寄付が義務付けられているため、この反社会的な施設の存在意義を地元に説明出来る構造になっている。現にこれまでに$1bilを超えるビジネスが地元に生まれ、$10milを超える寄付が実現されているそうだ。
それから市場原理という点で、ひとつユニークな仕組みがある。それは騒音規制と施設利用料の関係だ。ラグナセカでは、騒音の大きいChampCarや2輪GPをはじめとするプロのレースも開催されるが、このようなイベントとアマチュア向けイベントで騒音規制が異なり、規制値が緩いほど利用料は安い。そのため、ラグナを走るレーサーは、常にそのイベントの騒音規制がどのレベルかをチェックする必要があるそうだ。
このように、公共財であるサーキットの運営をNPO化するのは、とてもスマートな考え方だと思うし、日本でも通る話だと思う。敢えていうなら筑波サーキットはNPOにあたるのかもしれないけども、その使途はオートレースとまぜこぜである。
サーキットなんて儲からないなんて言う前に、儲けないことを前提にするのもアリだ。だから、日本でもサーキットはNPOで運営すべし。これが僕の提案である。


3 件のコメント:

  1. ジェイ☆奥村2005年8月22日 18:32

    FISCOだけでなく、タ○ラさんやG○(←全然伏せ字になってないか!?笑)さん達もこういったスタンスで、例のイベントすれば、もっと盛り上がるのでは。。。なんて思っちゃったりしますね。

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  2. ラグナセカってNPO運営だったんですね。
    古いレーシングカーを個人で死蔵されてしまうのも困ったものですが、
    トヨタマネーで買い漁られても身近でなくなってしまう気がするのでイヤだなぁ。。。
    全くレベルは違いますがウチのクラブ(LSCR)ではサーキット走行会代金の中から
    黒字・赤字にかかわらず気持ちだけ寄付をさせていただいております。
    本当に気持ちだけな金額ですが。。。(笑)

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  3. ��ジェイさん
    まあ、おカネが余っているヒトはもっと東京に近いところのを買うか、近くに作って欲しいね。
    イベントの盛り上がりは、近隣人口の2乗ぐらいに比例するでしょう。そういえば、袖ヶ浦に新しいのができるんですって?
    ��takuさん
    そう、LSCRのメンバーにはお医者さんが多いのもあるのでしょうけど、チャリティを続けていることには感心していました。本当は、もっと大きなレベルでやってゆきたいことです。そういうことを通じて社会とのつながりを作ってゆくのは、スポーツとして認められるためにはとても重要なことだと思うんですよね。

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