2005年9月6日火曜日

日経「硬貨流通初の減少」は偏向報道?

7月末の硬貨の流通枚数が、前年同月比0.05%減の915億7000万枚で、初めて減少に転じたと日経朝刊が報じた。その理由は電子マネーの普及とされているが、これは電子マネー側に寄った偏向報道ではないか?
なぜかというと
1)電子マネーへのシフトの根拠が明示されていない;
電子マネーの正確な流通額が提示されていないから、硬貨からのシフトが証明されていない。
2)硬貨の流通総額は昨年より増えている;
2005年7月末は、前年同月より500円玉が2.1%増、100円玉が0.8%増となっており、1円玉はほぼ横ばい、5円玉、10円玉、50円玉がそれぞれ1.1%、0.1%、1.1%減っているのみだ。それぞれの流通枚数で流通総額を計算すると、2004年7月末が3兆3,137億円であるのに対し、2005年7月末は3兆3,565億円である。



つまり、硬貨の流通総額が減ってないのに、枚数の減少だけで経済指標に影響するとはよく言ったものだ。反論余地のある内容について、片方の意見だけで断定的に論じるのは偏向報道である。



その後NikkeiNetの同じ記事をみたら、金額の伸びは低水準と後付けで書いてある。誰かが気付いたのだろう。でも、新聞に出てる枚数を掛けても、金額が合わないのはなぜ?
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2005年7月末:
1円玉: 406億枚=406億円、5円玉: 122.2億枚= 611億円、10円玉:205.3億枚=2,053億円、
50円玉: 44.9億枚=2,245億円、100円玉:101億枚=10,100億円、500円玉:36.3億枚=18,150億円。
合計 915.7億枚=3兆3,565億円
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この計算、間違い?


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