2005年9月9日金曜日

民放BSデジタル各社、個人情報データを破棄

表題の通り、民放BSデジタル放送各社は、保有する視聴者の個人情報を破棄するとのこと。
もともとBSデジタル放送は、高画質のほか、登り回線にモデム+9600bpsのモデム+電話回線(笑)を用いた「双方向放送」や、映像以外のデータ放送による「高機能放送」が機能的なキモだったが、蓋をあければ、結局4択のクイズやら、Quoカードのバラマキ応募ぐらいしか使い道が浮かばず、広告主に説明できる成果もなかった。
今回個人情報を破棄したということの背景には、結局のところ個人情報の使い道がなかったという実情がある。もしあったとしても、国営放送の料金徴収ぐらいなので、民放には個人情報の管理コストや漏洩リスクを考慮すれば、明らかに保有メリットがなかったということだ。
そもそも、BSのCAS(視聴者管理システム)のビット数(桁数)の問題で、発行できる鍵の総数が足らず、BSデジタルや110°CSではPPVサービスを提供できない。上り回線のしょぼさを含めたこのようなアーキテクチャーの設計ミスは、致命的でさえある。
そんなチューナーを仕込んだ薄型テレビを大枚はたいて買わされているのは、もったいない話だ。放送側にいた僕としても、おすすめできない。



0 件のコメント:

コメントを投稿