2007年1月18日木曜日

Across the Lake - like father, like son

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Sさんがわざわざ貸してくださった貴重なビデオを、届いたその日に観る。1988年BBC製作の"Across the Lake"という番組のパッケージビデオで、現在はイギリスでさえも手に入らないのだ。



ストーリーは、1967年に水上速度記録に挑戦中に命を落とすDonald Campbellが最期を迎えるまでの数ヶ月を再現して、彼の後半生を振り返ったものだ。速度記録を試みた湖畔での日々を通じて、彼の人となりをあぶり出すことで伏線を張り、何がDonaldを駆り立てるのかを観客がおぼろげに判ってくる。ハリウッドムービーではないので、サルでも判るくらいに断言しないところが好ましい。
主役のAnthony HopkinsはDonaldを好演し、老エンジニアLeoを演じるIvan Hooperなど、気骨あるBritらしく表情を変えないままに心理状態を表現できる役者ぞろいなところも、オトナの国の番組らしい。
どこぞの国営放送は毎日曜晩に放映される、毎週全然ストーリーが進まない歴史モノをチンタラと巨大予算で(ギャラはちょっとで)作るが、この"Across the Lake"のように1話90分でコンパクトに後世に伝えるべきストーリーは、他にもあるのではないだろうかと思う。


観終わったあとは、そもそも小学生のときにDonald Campbellのストーリーを始めて読んだ「少年少女世界のノンフィクション19 スピードへの挑戦(偕成社)」をパラパラめくる。ビデオのお返しに、この本をLand Speed Record好きのSさんにお送りしようか。


6 件のコメント:

  1. Sさんにご迷惑をお掛けしたくない&誤解を招かないように書いておくと、お借りしたVHSはコピーすることなく、心に焼き付けてお返しします。あくまでお借りしたのは、現在入手不能&持ち主と僕が離れているため。

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  2. 白猫#352007年1月18日 21:48

    彼の父、マルコムキャンベルはbugattiでレースなどにもエントリーしていたようです。
     (以前その車が売りにでていたような気が...)
    その後一連のbluebirdで速度記録に挑戦、
    息子のドナルドもbluebirdCN7で挑戦していました。
    キャンベル親子の物語が本にでもなっていたら読んでみたいのですが..
    もしあっても英書読めない僕にはハードル高そう。
    日本語訳なんてありえなさそうだし。
     

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  3. Amazonで引っ掛けてみると、2冊はありますね;
    The record breakers: Sir Malcolm and Donald Campbell,: Land and water speed kings of the 20th century by Leo Villa (Unknown Binding - 1969)
    Like father like son: The story of Malcolm and Donald Campbell by Phil Drackett (Unknown Binding - 1969)
    MalcolmはBrooklandsなどでいろんなBugに乗っていたようです。Ards TTのピットで燃えているT43の写真がよく出てくる気がしますが、T35もT57 Corsica(街乗り)もありましたね・・・もっと詳しいヒトが、きっと補足してくれるでしょう。
    ��CからはじまってTで終わる狂呪さま、お願いします!

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  4. 1926年にT36 Bugattiを後ろにMalcolmとDonaldが、Brooklandsにて写っている写真が書籍に掲載されていました (Grand prix Bugatti)。 37や39に乗っている写真も残っているみたいです。
    T43でピットイン時に発火したのは1928年のTTレース。改めて見てみると、その時の写真にはPortago papa氏の愛車と同型車が写っていました。
    T52に乗っているDonaldの横に居るMalcolmの姿が微笑ましい写真も有りました(Jonathan Wood 著)。 T57 #57531の写真も載っていました。
    Malcolmはともかく、Donaldのコトは全然分かっておりませんでした。portagoさんと白猫#35さんの御陰で調べる事が出来ました(きっかけが無かったらこんなコト調べませんからねぇ)。
    Anthony Hopkins もドクター・レクターやニクソンの印象が強く、こういう役もなさっていたとは少しばかり驚き。今度の映画、見てみようかな。
    CからはじまってTで終わる某氏は、母国語の理解力すら怪しいクセに何を血迷ったか日本語字幕のない洋画DVDを見乍ら何とか解ろうとのたうちまわっている模様。

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  5. 余計なお世話(特にportagoさんには釈迦に説法だが)ですが、
    T36   有名なT35をベースにした8気筒 1100cc車
    T39 T35の1500cc版  8気筒
    T43 T35のスポーツカー版(3or4シーター) 中身はT35とほぼ同じ
    T52 T35をイメージした1/2サイズの電気自動車  子供用
    T57 3.3リッターの8気筒車。ベーシックな自然吸気・過給器付きのC・低い車高のS・両方兼ね備えたSCがありました。 ルマンに出たスペシャルは57Gと呼ばれています。
    T35 おそらく最も有名なBugatti。2000cc 8気筒2シーター   過給器付きのC・2300ccのT・2300cc 過給器付きのB・クランクのベアリングがプレーンタイプのスポーツカー版Aが有り。 
    T37 4気筒1500cc。 スポーツ/レーシングカー。 過給器が付くとT37A。
    詳細書かすとキリが無いのでこの辺で。 しかし、狂呪なんて呼ばれたの久しぶりですねぇ。 白猫#35さん、解らないコトは全てportagoさんへ。私なんぞよりも色々お詳しいはずですから。  

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  6. >stupido(a.k.a. CLOT)さん
    ありがとうございます。またまた夜更かしのエサ、いえネタを提供してしまい恐縮です。何だか、こんな拙いブログのコメント欄に記載いただくには惜しい内容です。
    このレスポンスでこれだけの内容を即答されるのですから、中途半端な知識でメディアなんてやれる時代は終わりましたね。もうすーぱー○○のテキストとかは要らない。あとは絵本の機能だけだな。

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