2007年1月24日水曜日

the last prewar gentleman driver passed

Emmanuel "Toulo" de Graffenriedが22日に亡くなった。1914年の5月生まれということは、享年92歳の大往生。
彼は1950年に開始されたF1の最初のレースに参加したドライバーとしてだけでなく、第2次世界大戦前のレーサーの中で、生存する最後の1人だった。



苗字に"de"が付くことでわかるように、スイス国籍の彼は男爵の身分ながら"doesn't pay and not paid"のジェントルマンドライバーで、1949年のイギリスGPに勝利するなど主にMaseratiでの活躍した後に引退。その後もFIAのモータースポーツ関連の要職に就いていたので、F1コンチネンタルサーカスには頻繁に顔を見せていたそう。
実は、僕は1978年のマカオGPですでに白髪の老人だった彼に会った(見た)ことがある。確かパドックに入るための腕章にサインをもらったはずだ。すでに相当なジイさんに見えたが、当時の年齢はたかだか60台前半だったのだな。ひとつ良く覚えているのは、二の腕の太さ。それなくしては、フロントエンジン時代のF1には乗れなかったろう。
2007年は彼のいない、はじめてのF1グランプリシーンとなる。またひとつ灯が消えたような喪失感を禁じえない。


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