2007年5月4日金曜日

in the red with TV: GT and anime

日本で行われる自動車レースの中では、シリーズ通じて最大の観客動員を誇るスーパーGT選手権。キャンギャル目当ての亀子が半分以上だろうと揶揄しつつ、おそらくは相当儲かっているものと思いきや、主催団体は累損4億円の大赤字らしい。裏取りは定かではないが、毎週土曜の夕方にTXNで放送されている「激走GT」が収益の足を引っ張っているという言説が目立つ。



これが本当なら、昨今の深夜アニメ番組と全く同じ赤字構造だ。アニメの場合、宣伝的な目的で製作委員会が自ら(深夜)TV枠の提供料を負担し、ファンとなった視聴者が後日購入するDVDでかなりの費用を回収する事業モデルとなっている。そのため、もろもろの理由でDVDの売上が減少している昨今は、特にTV提供料の固定負担が重く、多くの製作委員会の収支はとても厳しいようだ。
GT戦とアニメに共通して言うことができるのは、ニッチコンテンツをTVで半ば強引に「メジャー化」する手法が、現代の"fragmented market"では帳尻が合わないということに他ならない。拙速に番組をブロードバンドに流しても大体はダメだけど(・・・相当にダメ)、これに代わる収益モデルを作るのは、今を生きる僕たちの役回りなのだろう。
というわけで、がんばりましょう>同志各位


2 件のコメント:

  1. アニメでは「作りさえすれば売れる」とタカをくくった為に、劣悪な絵を垂れ流してしまいDVD購買層が離れていったみたい。 生憎ともろもろの理由までは解らなかったのですが、一部の情報は簡単に手にはいるのがネットの良い面であり悪い面でもあり。
    ここで取り上げるにはジャンルがちょっと違いますが、以前鈴鹿8耐の観客動員数テコ入れで歌手兼芸術家がプロデュースしたが奇っ怪なイベントになってしまい、結果客離れがさらに進んだとか。
    結局は根と云うか土台をしっかりしておかないと、実はつかないし建物は建たないし。
    適当にかき集めた内容から書いたので、まるでカタチになってないなコリャ。

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  2. アニメではなく音楽分野ですが、番組を持ってる立場として他人事とは思えぬエントリーです(苦笑)。
    コンテンツと広告、制作とスポンサー、メジャーとニッチ、これらをシャッフルした新たなプラットフォーム実現を次世代に期待します。

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