2007年5月2日水曜日

McQueen's Lusso

Steve McQueenがかつて所有していた250GT LussoがChristie'sのオークションに出品される。有名人のold carがオークションに掛かること自体は割と良くあることだけれども、この件で僕の心が動いたのは色のせい。ボディはMarrone(濃い栗色)のメタリック、内装はライトブラウンという、控えめながら上品でLussoなコンビネーションなのだ。
とかくカネに飽かして散在するヒトは多いけど、後に自分の名前が残っても恥ずかしくない選択をするには、カネでは買えないセンスが必要だ。少なくともこのLussoのおかげで、僕の中でのSteveの株はさらに上がった。



便乗して、うっかり現代のFerrariに同じ色のコンビで"tribute to Steve McQueen"とかいうスペシャルエディションを作るなよ、と思う。それがここしばらくのLussoな商売だとしたり顔するヒトもいるだろうけど、そもそもモノだけでスタイルは創れないし、他者(他社)に縁を求めるあざといやり方には早晩手を噛まれるんだから。
-- you can't hide your true colors even when you borrow other's; master the style of your own.


2 件のコメント:

  1. 僕もこの車のことは気になっていました。
    とかく象徴的なブランドの車ではありますが、これを一台のスポーツ/GTカーとして見て、真剣に塗る色のことを考えていけば、ブラウンのメタリックも自然な選択かなとも思います。
    派手なところは無く、味わい深く長く楽しめそうな、そんな色。それはそのまま250GT Lussoのデザインや車となり(?)に重なります。
    250系の最後にあたり、前時代的な機械のままに熟成が進んだ感じを受ける、いい車です。
    マックィーンの車といえばXKSS、356や390GT(マスタング)に275NARTスパイダーなどありますが、僕はこのLussoが一番似合うと思ってます。

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  2. >ua2さん
    そうそう、Lussoのキャラクター、加えてMcQueenのキャラクターとの重なりがいいなと思ったのです。彼のグレイのナロー911Sも同じに思います。洋服と同じで、自分の色というものがよくわかっていたのだなぁと。
    このLusso、10年ぐらい保有していたようですから、やはりSteveはかなりお気に入りだったと思います。次はどんなヒトのガレージに収まるのかな。

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