2ヶ月半ぶりの休日で、ようやく今シーズンのレースの準備に着手。
約3ヶ月前のメモや記憶を辿りながら、積み残しになっているTecnoの課題をひとつひとつ潰していく。
まず何といっても昨秋に欠けたタコメータードライブの修理。Tecnoはサンプを外すにも、クランクプーリーを抜くにもエンジンを下ろさないと作業できないのだが、不精な僕はエンジンを積んだままやってみることにした。ウォーターポンプを外すつもりはなかったのだが、タイミングカバーの上に被さっておりこちらも仕方なく外す。
ガスケットを切ってタイミングカバーをずらすと、タイミングチェーンが現れて、憎きタコメータードライブが現れる。
タコメータードライブは見事にのっぺらぼうに欠けているが、サンプを磁石つきの工具でいくらかき回しても破片が登場せず。スカベンジ側から吸い出すことを試みるもフィルター網があって断念。希望的観測だが、サンプ上面のウィンデージトレーの隙間を抜け落ちて、最下面に大人しく沈殿しているようなので、サルベージは断念することにした。
ドライブを交換し、RTVやLoctiteのシーラーをしっかり塗りこんで蓋をして業務終了。十分乾いた来週にでも、クーラントやオイルを満たすことになる。
まだ、ヘッドボルトのリトルク、油脂類やタイア交換、その他諸々の残作業があるものの、何とか4月下旬のレースには出られそうです(汗)
ついでに、3年放りっぱなしのカートのブレーキを分解。
アルミのキャリパーは粉を吹いてヒドイ見てくれだが、ピストンは幸い固着せず、OHコストをセーブ。
>ここでCdCカート部業務連絡: ブレーキOHして、エンジンをチェックしたら、御殿場にカート預けちゃいますよ。年間6万を4人で割って1人1.5万。5月あたりに再始動かな。ブレーキOH工賃は、相当額のアルコールでもウチに置いていってください。君たちの分じゃないぞ。