2008年5月11日日曜日

Kaimano

KaimanoTecno Registerというカンバンをひとつ持っているおかげで、いろんなヒトからTecnoに関する情報をもらえるのは非常に嬉しく、ありがたいものだ。
先日は旧いカートのエンスージアストであるUSのDanから、4年がかりで世界に7台しか残っていないTecnoのフレームを手に入れたが、いくつか欠けてるパーツがあるのでツテはないか、との連絡が。添えてきたのは、1962年のTecno Kart Kaimanoのカタログ(pdf/718KB)。



Danいわく、Tecnoが1964年に出したKaimano Piumaというフレームは、カートの設計(とエンジン位置)を永遠に変えてしまったという。
それまでのものと異なり、フレーム自体のしなりを生かした造りにしたことが革命的で、その結果コーナリング中にリア内輪を浮かせてしまえるため、ドラッグがない分速いのだそうだ(僕らはカートでそんな乗り方してたっけ?)。Tecnoではフレームの柔軟性を確保するために、溶接を終えるとわざわざフレームを焼き戻していたそう。
それ以外には、他社より15年早く中空のステアリングシャフトを採用(軽量かつ衝突時に折れるためドライバーに刺さらない)、低く配置されたFRP製シートによる低重心、リアシャフトのキー溝がすべて左右で互い違いになっており回転バランスが考慮されている・・なども特徴だそうだ。
この調子でDanのコメントはまだ続くが、それにしても、どの道にも彼のような情熱的なエンスージアストが必ずいるものだ。
ちなみにUSでは2-300人ぐらいがvintage
kartingを楽しんでおり、年間10回を超えるイベントがあるそうだ。さすがに本当のレースは、安全性の観点からやらせてもらえないらしい。


ところで、日本に同時代の旧いTecnoのフレームはあるんでしょうか?


2 件のコメント:

  1. 白猫#352008年5月11日 6:46

    Kaimanoと聞いてアルファロメオのショーモデルを思い出した僕は変態でしょうか?
    それはさておき、友人の持っているTecno本で見たことはありましたが、
    まさかそれのマニアがいるとは・・・しかも世界に7台・・・・ 汗)
    エンブレムのワニマークの由来はここだったんですね。

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  2. >白猫#35さん
    Sudベースのショーカーとは、ヘンタイというか、ヒネってきましたね。でも、あまりワニには見えませぬ。
    Tecnoの方は、本来CaimanoのスペルをKartの"K"始まりにしてるようですが、その由来は、従来のカートと比べものにならないほど路面に吸い付くハンドリングを、ワニにたとえたからだとか。
    Pから始まる会社の安い方の2シーターは、ワニかタックスヘイブンを指してるのかはわかりません。今のBentleyがそういう名前だったら、間違いなく後者だって言い張りますけど。

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