2008年7月28日月曜日

Bertone & Brockbank

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実家に残っていた"Bertone & Brockbank"をせしめる。
これは60年代後半に、Bertoneがパブリシティ目的でRussell Brockbankをトリノに招いて描かせたもの。Brockbankによると、Nuccio Bertoneから申し渡されたことは事実上ひとつ;20以上の面白い絵を提案すること。


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果たせるかな、有名なCanguroの絵(三日三晩恋焦がれて、明くる晩に乗り逃げてしまう・・ほどBrockbankが恋焦がれた)を除いて、全てBertoneの工員やミスを笑いのネタにしたもの。イギリスに帰って絵を描きはじめたときに、Brockbankはまず、各工員がいかに熱心かつ真面目に仕事をしているかを忘れるよう努力したと述懐している(さもなくば、ネタにできないので)。
そんな内容にもかかわらず、Bertone側の検閲も特段なかったという。さすがだ。


その後、おそらくこのBertone版の成功をみたM-B社は、StuttgartにBrockbankを招く。Brockbankが描いた内容とは、横柄なtypical Merc driver/passengerをネタにしたものばかり(まあ、事実だったのだろう)。StuttgartはPRに使うこともなく、多分上層部の怒りを買ったBrockbankも二度と呼ばれることはなかった(ただし、全集で見ることができる)。



短期的なROI的観点のみでの効果検証、関係者のfringe benefit優先のイベント/スタッフィング。携わる人々の腹のくくり方やハートの大きさで、branded entertainmentはどんな方向にも変節してゆく。
まだbranded entertainmentという言葉さえなかった時代でも、このBertone & Brockbankはクライアントの度量とコミュニケーションに対する理解の深さがカギであることを教えてくれる。



これらの絵を見ていると、何も取り繕っていないのに、Bertoneのクルマやヒトが好きになってきたでしょ。
そう、それで十分なんです。



2008年7月23日水曜日

whereabouts of the gullwing Lotus XI

このLotus XI、見覚えありませんか?



70年代後半から80年代はじめのころ、SCCJなどに現れたことがあります。確かNigel Dawesの広告に出て、ほどなく日本にやって来ました。輸入したのは、Nオートか、Cガレージだったか。小学校高学年だか、中学校入りたてだったころの僕は、そのキレイなフォルムに見入ったのを思い出します。イギリスのクルマが実は苦手な僕(Lotusも門外漢)としても、elevenだけは造型物としてたまらなく好きだったのです。



ひょんなことでつながった"Lotus Eleven Site"を運営するJayとのやりとりで、彼らの間ではmystery carだということがわかりました。
確かに最近の写真が、少なくともネット上には出てきません。



・・・ということは、まだ日本に寝ているのではないかなと。どなたか、所在ご存知ではありませんか?



elevenのクーペは他にもありますが大半はこんなやつで、このガルウィングクーペほど出来のよいものは他にありません。そのためか、通称"DeHavilland Coupe"といわれているそう(もちろんCostinの古巣とはいえ、DeHavillandが手を貸した事実はありません)。



日本には、まだ素晴らしいクルマが他にも眠ってるかも知れませんね(・・そう、アレとか、ソレとか・・)。



わが事ながら、今頃気づきました。
この格好がなぜ好きか・・・Maserati 450S Costin-Zagato Coupeに似てるからですね。


2008年7月22日火曜日

Travels with Charley

Dsc00679学生のころに買ったままだったSteinbeckの"Travels with Charley"(邦題:チャーリーとの旅)をようやく完読。



これは、60代を目前にしたSteinbeckが、飼い犬のCharleyだけ連れてキャンパーで全米を旅した際の紀行記。90年代前半に広告で引用されていたのが気になって買ったのだが、積んだままになっていたのだ。



本文は、Steinbeckらしい紋切り型で、自らの放浪癖の言い訳から始まる。

---"When I was very young and the urge to be someplace else was on me, I was assured by mature people that maturity would cure this itch. When years described me as mature, the remedy prescribed was middle age. In middle age I was assured that greater age would calm my fever and now that I am fifty-eight perhaps senility will do the job. Nothing has worked."


夏は旅の季節。あてのない旅に出るとしたら、その言い訳にこの本は丁度よい。


・・・うーん、時間さえあったらなー。やっぱりカニ目かなー
と、言い訳しているうちは、放浪しきれないんだろう。


よーし、やるぞー。(また来年)


2008年7月21日月曜日

self discipline

日経夕刊(7/17)1面のコラムより抜粋。
潔い。
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「禁止事項を作る」(分子生物学者 福岡伸一)
川本三郎さん。ひそかに尊敬する文筆家である。彼がこんなことを書いていた。「しない」ことを増やすことで身を律する。新作映画の星取表みたいな仕事を受けない。行きつけの店紹介や書斎拝見といった取材は断る。書くことでも禁止事項を作る。男の美学、独断と偏見、生きざま、癒し。そのような言葉を使わない。「僕」を主語にしない。
<中略>
もちろんこの世界にはうまく言葉につくしがたいことがいっぱいある。それでもできるだけそこに接近し、それをすくいあげ、そして光をあてる言葉を求めるのが、私の仕事だと思う。だから言葉を探す。
<後略>
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2008年7月20日日曜日

investment

景気後退期に必ず現れる投資話。富裕層向けマガジンの後ろ半分的な文体もおんなじ。



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投資

クラシックカーで投資?欧米では、クラシックカーでの投資は確固たる地位が築かれています。絵画や美術品と同様に扱われているのです。

私達の所有する膨大なデータを解析すると、
この20年間のクラシックカーマーケットの価格推移が明らかになります。
日経の指標と同じように、クラシックカーの中で特徴的な車輌約30台を指標として取り出して、この指標の価格推移を見てみると、この15年間で約4倍に跳ね上がっていいます。1000万円で購入した車を1200万円で売却して、新しく1500万円の車を
購入する。次には、2000万円の車に入れ替える
。楽しみながら、ステップアップが
実現できるのもクラシックカーならではと言えるでしょう。
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市場全体が等しく4倍になったら、購入金額が増えたところで同じレベルのクルマしか買えない=ステップアップできないので、論理破綻。
まだ値上がるクルマが存在するのは理解するけれども、generalな表現はできないはず。



市場に対して割安なものを、安いうちに買って高く売り抜くのが投資の基本。で、市場全体が上がったら、再投資先は違うマーケット。



-correct me if I'm wrong ;-p



2008年7月14日月曜日

iPhone's here

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とりあえずオフィスに1台届いたので、僕のケータイとサイズ比較。
やはりデカイ。



brutal heat

Dsc00673酷暑の中で開催されたJCCA@筑波に参加されたみなさま、おつかれさまでした。
今日の暑さを象徴するショットを1枚。よくみると、スクリーンが伸びて、カウルとの間に隙間が。

当方は、懸案だったブローバイ問題が解決し(ロッカーシャフトとブローバイ取り出し口との間に隔壁を作ってもらい、直接的にオイルが吹かないようにした)、久方ぶりの完走を果たしました。
タイム的には実に不甲斐ないものでしたが、まずは一歩前進できたことだけでも成果だったと思います。



・・・とここまで書いて大あくび。もう眠くてフニャフニャです。夏のレースは、積み下ろし含めて実に体力を使うものですね。



2008年7月11日金曜日

letting 8GB iPhone go

iPhoneを明日渡せると、(6/11に)予約したショップからtelアリ。
ただし、8GBしか入荷しないとのことで見逃し。初日ゲットの計画は潰えました。
でも、現在のiPod 5Gでさえ二桁GBは消費してますからね。なお引き続き予約中の16GBは、いつ入荷か未定だそうです。
ご参考まで。